以前、「睡眠の質が簡単に高まる! マットレスや枕選び3つのポイント」で“マットレスや枕を買うときは必ずショールームへ行って試してみよう!”ということをお伝えしました。
しかし、「ショールームってどこにあるかよく分からないし調べるのもめんどくさい」という人も多いと思います。
実は大阪で言えばショールームがある場所はある程度まとまっているので、1日でほとんどのショールームを回ることができるのです。
私も現在使っているマットレスと枕を購入するときは大阪にあるベッドメーカーのショールームを妻と一緒に一通り周って決めた経験があります。
そこで今回は私の実体験もとにオススメのショールームの巡り方をお伝えできればと思います。
ちなみに、メーカーによってバラつきはありますが、基本的には「高級マットレス」というジャンルなので価格は高めです。
なので、先にこの記事が役立つ人がどんな人かを紹介しておきます。
- 高級マットレスや枕を買おうか悩んでいる人
- 高級マットレスや枕に興味がある人
- 今使っているマットレスや枕に不満がある人
- 肩こりや腰痛などで悩んでいる人
- いびきをかく人
- ちゃんと疲労回復できていないと感じている人
- 関西在住の人
- 週末のおでかけプランを探している人
1日かけてショールーム巡りをするので、デートコースがマンネリ化しているカップルや夫婦にもオススメです。
また、基本的には徒歩移動になるので運動不足解消にもいいですよ ^^
逆にこの記事があまり役立たないのはこのような人です。
- 今のマットレスや枕に不満がない人
- 睡眠の質には興味がない人
- どれだけ良いモノでも高いモノには興味がない人
それでも個人的には「買う・買わないは別にして“良いモノ”を知っておくこと」は人生において大切だと思うので、「どんなモンか見てやろうじゃないの」というレベルでも全然OKだと思います。
なぜならショールームに行くだけならすべて“タダ”ですからね(笑)
この記事の目次
効率よくショールームを回る3つのコツ
続いてはできるだけ効率よくショールームを回るコツを紹介したいと思います。
たった1日とは言え、朝から歩きまわれば途中で疲れてきます。
疲れが溜まると「商品を見る」というより「ベッドの上で休憩する」というモードになってしまうので、できるだけ効率よく回る準備をすることをオススメします。
ポイントは以下の3点です。
1. 事前にこだわりをまとめておく
これは「睡眠の質が簡単に高まる! マットレスや枕選び3つのポイント」でも紹介しましたが、カンタンで良いので事前にこだわりポイントをまとめておきましょう。
- 合計予算(マットレス+枕+ベッドフレーム)
- サイズ
- デザイン
- 今使っている寝具の悩み(肩こり、腰痛など)
- 使用予定年数
- メンテナンスの手軽さ
- 衛生面
こんな感じでテーマを決めて思いつくままに書き出してみましょう。
パートナーがいる場合は2人のこだわりが被っている部分と異なる部分を知っておくことも大切です。
2. 興味があるメーカーはカタログを取り寄せる
最近はスマホやパソコンで何でも見れるので、どのメーカーもWebで商品を見れるのですが、個人的にはカタログはやはり本が見やすいと思います。
とくにパートナーと選ぶのであれば、本の方が一緒に見れるのでオススメです。
メーカーによってカタログ請求できるメーカーとできないメーカーがあるので、請求可能なメーカーはカタログ請求方法も紹介しています。
3. 予約可能なショールームは予約しよう
マットレスや枕について知識のない状態でショールームへ行っても、数あるベッドを見ても違いがいまいち分かりません。
そのためにはスタッフさんに聞くのが一番なのですが、曜日や時間帯によってはお客さんが多くてなかなか対応してもらえないことも……。
これはショールームに限らずショッピングではあるあるですよね。
しかし、実はショールームによっては予約することができるんです。
時間をムダにするのが嫌いな人、効率よく回りたい人はぜひ予約することをオススメします。
大阪のベッドメーカーショールームは南北で攻めよう!
大阪にある主なベッドメーカーのショールームはこんな感じです。
青いピンがショールームです
ちなみにこのショールームの場所はこちらで公開していますのでご活用ください。
※スマホのGoogleマップアプリで開くと閲覧できないようなので、パソコンなどでご覧ください。
また、こうやって見るとこの縦のエリアに集中していることがお分かりいただけるかと思います。
本町から心斎橋あたりのラインですね。
1日で時間をかけて回るなら、まずはこの縦のエリアを制覇しましょう。
時間が余れば残りの2つに行くか、後日行ってみるのも良いでしょう。
大阪のベッドメーカーショールーム巡り(午前)
今回は北(本町と肥後橋の間あたり)から南(心斎橋)へ下りていくパターンのコースを紹介したいと思います。
南から北へ行きたい人はこの逆を行ってみてください。
さて、午前中は3件のショールームを回っていきます。
トヨタグループの確かな技術と50年以上の歴史が詰まった「ASLEEP」
まずは地下鉄四つ橋線の本町駅で下りて四ツ橋筋を北に上り、「ASLEEP(アスリープ)」を目指します。
ちなみにここはショールーム予約ができるので事前に予約しておきましょう。
※予約画面に時間入力欄がないので「ご来場希望日」に日付と一緒に時間を入力しておくことをオススメします。
オープン時間の10時に行くのが良いと思います。
逆に心斎橋から北へ上って来る場合は夕方頃になるかと思います。
ASLEEPはトヨタグループのアイシン精機株式会社が手がけるベッドメーカーです。
自動車部品メーカーとしての実績と技術を持つアイシン精機が1966年に「トヨタベッド」をスタートし、ASLEEPへ名前を変更しました。
ASLEEPの特徴は何と言っても「自動車部品として開発したものの、車では使える場所がなかったのでベッドに応用した」という独自素材のFINE REVO(ファインレボ)です。
この素材の魅力は言葉よりも動画で見てもらった方が分かりやすいと思います。
どうですか? この素材の上に寝るとか想像するだけで気持ちよくないですか?笑
ショールームに行くとこの素材を触らせてもらえるんですが、めちゃくちゃ気持ちいいんです!
私は30分以上お店にいましたが、気持ちよすぎてずーっとこれが手放せませんでした(笑)
さらに予約をして見積もり依頼をすると、この素材を使った「ストレスリリーサー」がもらえるので、これをGETするだけでも行く価値ありますよ!
これ一度握ったら手放せません(笑)
キャッチコピー | 「質の高い眠り」にこだわります |
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国 | 日本 |
歴史 | 1966年 |
素材の種類 | 樹脂(FINE REVO) |
デザイン | シンプル |
サイズ | シングル、セミダブル、ダブル、ワイドダブル、クイーン、キング |
マットレスの主流価格帯 | 10万円〜20万円 |
枕の価格帯 | 5,000円〜1.8万円 |
Webカタログ | PDF形式で見れます |
導入施設 | 加賀屋 詳しくはこちら |
ショールーム住所 | 大阪府大阪市西区靭本町1丁目8番2号 コットンニッセイビル1F |
最寄駅 | 大阪市営地下鉄「本町」駅 |
高級&ラグジュアリーの王道「シモンズ」
Simmons(シモンズ)のHP
Simmons(シモンズ)のオンラインショップ
Simmons(シモンズ)は、世界最大級のベッドメーカーのひとつです。
元はアメリカブランドですが、現在は日本法人のシモンズ株式会社が資本的に独立して日本国内の工場で製造販売しています。
後ほど紹介する「Serta(サータ)」「Sealy(シーリー)」のそれぞれの頭文字を取って「3S」と言われることもあります。
シモンズの特徴はコイルがひとつずつ独立している「ポケットコイル」で、今では多くのメーカーが取り入れていますが、実はシモンズはポケットコイルの生みの親なのです。
そして値段はかなりお高めです。
エルメスなどのハイブランドを「そんなに原価高くないでしょ? 何でそんなに高いのか意味が分からない」という人は避けた方が良いブランドですね ^^;
逆に「ラグジュアリー」「エレガント」といった雰囲気が好きな人はハマると思います。
導入施設を見てもらえばわかりますが、シモンズは5つ星ホテルでもよく採用されているブランドです。
ちなみに私はそのイメージとはかけ離れているタイプですが、使っているのはシモンズのマットレスと枕です(笑)
キャッチコピー | 人生を変えるベッド・マットレス |
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国 | アメリカ |
歴史 | 1870年 |
素材の種類 | ポケットコイル |
デザイン | ラグジュアリー |
サイズ | シングル、セミダブル、ダブル、クイーン、キング |
マットレスの主流価格帯 | 15万円〜40万円 |
枕の価格帯 | 8,000円〜3万円 |
Webカタログ | Webカタログで見れます |
導入施設 |
など。 その他の施設はこちらから |
ショールーム住所 | 大阪市西区靱本町1-5-15 第二富士ビル1F |
最寄駅 | 大阪市営地下鉄「本町」駅 |
“前田健太”や“香川真司”などのアスリートでお馴染み「マニフレックス」
今回紹介するベッドメーカーはアメリカと日本ばかりですが、その中でマニフレックスは唯一イタリアのブランドです。
マニフレックスの特徴は独自開発した高反発ウレタンの「エリオセル」です。
マニフレックスのイメージモデルを見ても分かるように、アスリートのような筋肉質で体重の重い人は高反発マットレスが合う傾向にあります。
なぜなら筋肉質の体は筋肉が隆起するので、体の表面が曲線になりがちだからです。
その状態でコイルなどのマットレスに乗ると隆起部分に圧がかかってしまいがちなんですね。
ところが高反発マットレスであれば隆起部分がマットレスに沈み込んで、下から支えあげてくれるので体全体に負荷が分散するという仕組みなんです。
また、個人的にはマニフレックスは枕が最高です。
この「ピローグランデ」という枕が衝動買いしそうなほど気持ち良かったのですが、お値段が18,000円以上したので諦めました(笑)
また、ウレタン素材なのでマットレスがこんなに小さく圧縮できるらしく、納品のときに「扉が狭くて部屋まで入れられなかった!」ということがないのも特徴です。
これを広げて2、3時間もするとマットレスに戻っていくんだそうですよ。
キャッチコピー | マニフレックスは世界最大の寝具ブランドです |
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国 | イタリア |
歴史 | 1962年 |
素材の種類 | 高反発ウレタン(エリオセル) |
デザイン | シンプル |
サイズ | セミシングル、シングル、セミダブル、ダブル、クイーン |
マットレスの主流価格帯 | 3万円〜20万円 |
枕の価格帯 | 1.2万円〜2.6万円 |
Webカタログ | PDF形式で見れます |
導入施設 | ホテル メトロポリタン丸の内など。 その他の施設はこちらから |
ショールーム住所 | 大阪市中央区瓦町3-6-5 銀泉備後町ビル1F |
最寄駅 | 大阪市営地下鉄「本町」駅 |
これで午前中の予定は終わりです。
そのまま御堂筋を南に歩いていき、次の目的地でもある南船場周辺でランチでも取りながら午前中見たマットレスや枕を振り返ってみましょう。
大阪のベッドメーカーショールーム巡り(午後)
午後は南船場からスタートします。
疲れてきたら途中でカフェでも入って休憩を取りながら回ってみてくださいね。
全米売上No.1マットレス「サータ」
Serta(サータ)のHP
Serta(サータ)のオンラインショップ
※公式オンラインショップがないので正規販売代理店のショップになります。
まずは全米売上No.1マットレスから見ていきましょう。
売上No.1ということは「広く多くの人に使われて支持されている」ということを意味しています。
ファッションブランドで言えばシモンズがエルメス、サータがルイ・ヴィトンとでも言いましょうか。
※ルイ・ヴィトンが売上1位、エルメスが売上2位です。(2015年)
サータはシモンズと同様、コイルが独立しているポケットコイルを採用しています。
日本でもちょっとグレードの高いビジネスホテルはサータを採用しているイメージがありますね。
価格も高いとは言え、シモンズに比べたらコストパフォーマンスに優れたブランドです。
キャッチコピー | 全米売上No.1 マットレスブランド |
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国 | アメリカ |
歴史 | 1931年 |
素材の種類 | ポケットコイル |
デザイン | トラディショナル |
サイズ | シングル、セミダブル、ダブル、クイーン、セミキング、キング |
マットレスの主流価格帯 | 10万円〜30万円 |
枕の価格帯 | 1.5万円前後 |
Webカタログ | PDF形式で見れます |
導入施設 |
など。 その他の施設はこちらから |
ショールーム住所 | 大阪市中央区南船場2-12-5 心斎橋イーストスクエア2F |
最寄駅 | 大阪市営地下鉄「心斎橋」「長堀橋」駅 |
“錦織圭”や“浅田真央”などのアスリートでお馴染み「エアウィーヴ」
airweave(エアウィーヴ)のHP
airweave(エアウィーヴ)のオンラインショップ
次は大丸 心斎橋を目指しましょう。
大丸の北館6階に「エアウィーヴ」があります。
エアウィーヴは愛知県に工場を持つ日本企業が展開するマットレスです。
スタートは2004年と、今回紹介するメーカーの中では一番新しい会社です。
イメージモデルの錦織圭選手や浅田真央選手を見ても分かる通り、どちらかと言うとアスリート向けのマットレスです。
また、主力商品はマットレスの上に敷く「オーバーレイ」と言われるタイプのものなので、「マットレスごと買い替えたい」という場合は選択肢から外れる可能性もあります。
※もちろんマットレスも売っています。
さらにサイズがダブルまでなので、カップルや夫婦でクイーンサイズ以上を求めている人は必然的に選択肢から外れることになります。
エアウィーヴは「寝がえりの打ちやすさ」をテーマにしており、マットレスも枕もパジャマでさえも寝がえりの打ちやすさを考えた設計で作られているのが特徴です。
「雲の上で寝ているような寝心地」をウリにしているというだけあり、確かに寝てみると宙に浮いている感覚を味わうことができます。
ただ、個人的には雲のようなふんわりしたものではなく、空中に透明な板のようなものがあって、そこに寝ているような感覚でした。
この辺りの感覚は人それぞれだと思うので、ぜひご自身で試してみてください。
ちなみにエアウィーヴのショールームは数カ所あり、大阪で広いのは梅田と難波のショールームです。
阪急うめだ本店がグレード高めの商品を、なんばCITY南館が単身用の商品を置いています。
今回は回りやすさを重視して大丸 心斎橋をコースにしました。
キャッチコピー | 眠りの世界に品質を |
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国 | 日本 |
歴史 | 2004年 |
素材の種類 | 樹脂 |
デザイン | シンプル |
サイズ | シングル、セミダブル、ダブル |
マットレスの主流価格帯 | 2.7万円〜6.5万円 |
枕の価格帯 | 1.5万円〜2.5万円 |
Webカタログ | Webカタログで見れます |
導入施設 |
など。 その他の施設はこちらから |
ショールーム住所 | 大阪市中央区心斎橋筋1-7-1 大丸 心斎橋店 北館6階 ※その他にも数カ所あります。 |
最寄駅 | 大阪市営地下鉄「心斎橋」駅 |
“大谷翔平”や“キングカズ”などのアスリートでお馴染み東京西川の「AiR」
東京西川のAiR(エアー)のHP
東京西川AiR(エアー)のオンラインショップ
※公式オンラインショップがないので取扱店のショップになります。
続いては心斎橋筋商店街にある東京西川 本店へ行って「AiR(エアー)」を見ましょう。
AiRもエアウィーヴと同様、マットレスの上に敷くオーバーレイが主力商品です。
※もちろんマットレスも売っています。
また、これもエアウィーヴと同様、サイズがダブルまでなのでカップルや夫婦でクイーンサイズ以上を求めている人は必然的に選択肢から外れることになります。
AiRのイメージモデルを見ると、
野球・・・田中将大選手、大谷翔平選手、坂本勇人選手、菅野智之選手
サッカー・・・三浦知良選手、ブラジル代表のネイマール選手、宮間あや選手
ゴルフ・・・松山英樹選手
バレー・・・木村沙織選手
など他種目のアスリートたちが名を連ねています。
デザインもまさに「アスリート向け」という感じがしますね。
ただ、このAiRを展開する西川産業株式会社は歴史がハンパないです。
今回のメーカーの中でもっとも古く1566年からの歴史があります。
1566年はなんと室町時代。
調べてみると松平家康が徳川に改正した年なんだとか(笑)
そして、年月をかけて「ふとんの西川」と言われるまでの地位を築きます。
さらに病院で身体を動かすことができない患者を救うために“床ずれ”を防ぐ寝がえりの打ちやすいマットレスを開発しました。
その技術を応用したのがこのAiRというわけです。
負荷を分散する仕組みを教えてくれます
デザインの好みはあると思いますが、一度こういう商品を体験しておくことも重要だと思いますので、ぜひ一度行ってみてください。
キャッチコピー | 僕らの眠りは、点が支えている |
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国 | 日本 |
歴史 | 1566年 |
素材の種類 | 高反発ウレタン |
デザイン | スポーティー |
サイズ | シングル、セミダブル、ダブル ※受注生産でセミシングルも可 |
マットレスの主流価格帯 | 3.8万円〜10万円 |
枕の価格帯 | 1.3万円〜2.5万円 |
Webカタログ | Webカタログで見れます |
導入施設 |
など。 その他の施設はこちらから |
ショールーム住所 | 大阪市中央区心斎橋2丁目8-8 |
最寄駅 | 大阪市営地下鉄「心斎橋」駅 |
30年以上連続で全米シェアNo.1を記録した「シーリー」
Sealy(シーリー)のHP
Sealy(シーリー)のオンラインショップ
※株式会社シーリージャパンから社名変更した株式会社スリープセレクトが運営しているショップです。
全米売上No.1がサータなら、シーリーは全米シェアNo.1です。
30年連続で全米シェアNo.1を記録したとのことで実績と歴史は申し分ありませんね。
導入ホテルも5つ星ホテルが並んでおり、その信頼性の高さが伺えます。
ちなみに少し小難しい話をするとシーリーはアメリカのブランドなのですが、同じくアメリカのブランドで低反発マットレスで有名なテンピュール社に買収されました。
その関係で現在は日本法人の株式会社スリープセレクトがテンピュール・シーリー社との契約に基いて日本国内で製造販売をしています。
なので、心斎橋にあるショールームへ行くとシーリーだけでなくテンピュールのマットレスや枕も同時に試すことができます。
ちなみにシーリーはシモンズやサータとは異なりコイルが連結するボンネルコイルというコイルを採用しているため、パートナーと一緒に寝ているときにベッドに入ったり寝がえりを打つとパートナーにも振動が伝わってしまうという特徴があります。
キャッチコピー | 眠りをよりラグジュアリーなひとときへ |
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国 | アメリカ |
歴史 | 1881年 |
素材の種類 | ボンネル(連結)コイル(ポスチャーテックコイル) |
デザイン | ラグジュアリー |
サイズ | シングル、セミダブル、ダブル、ダブルワイド |
マットレスの主流価格帯 | 10万円〜30万円 |
枕の価格帯 | 1万円〜2万円 |
Webカタログ | PDF形式で見れます |
導入施設 |
など。 その他の施設はこちらから |
ショールーム住所 | 大阪市中央区心斎橋筋2-7-18 プライムスクエア心斎橋5F |
最寄駅 | 大阪市営地下鉄「心斎橋」「なんば」駅 |
これでショールム巡りは終了です!
シーリーを体験し終えた頃には最初は気づかなかったことや見えなかった景色がいろいろ出てきているはずです。
あとはパートナーや友だちと相談しながらどうするか決めていきましょう ^^
2日目、もしくは1日目に時間に余裕があれば
もし他のベッドメーカーも見たいのであれば、以下の2つもぜひ行ってみてください。
今回は立地の問題でコースから外したというだけで、両メーカーとも素晴らしい商品を提供しているからです。
日本で一番古い歴史を持つベッドメーカー「日本ベッド」
日本ベッドは日本のベッドメーカーとしては一番歴史の古いメーカーです。
素材はシモンズやサータと同じポケットコイルを採用しています。
また、デザインもスタンダードなものからラグジュアリー系まで幅広く用意されており、ラグジュアリー系で国産ブランド好きの人にはオススメです。
キャッチコピー | よい眠りのためにできるすべてを |
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国 | 日本 |
歴史 | 1926年 |
素材の種類 | ポケットコイル |
デザイン | ラグジュアリー |
サイズ | スモールシングル、シングル、シングルロング、セミダブル、セミダブルロング、ダブル、ハーフクイーン、クイーン、キング |
マットレスの主流価格帯 | 10万円〜25万円 |
枕の価格帯 | 5,000円〜2万円 |
Webカタログ | PDF形式で見れます |
導入施設 |
など。 その他の施設はこちらから |
ショールーム住所 | 大阪府大阪市中央区農人橋1丁目4−33 アメリカーナビル |
最寄駅 | 大阪市営地下鉄「谷町四丁目」駅 |
名前はフランスだけど実は日本企業の「フランスベッド」
おそらく名前だけで「フランスの会社なのかな?」と思っている人も多いと思います。
私もそうでした。
しかし、実際に名前とは裏腹にフランス発祥の会社でもなければフランスに工場があるわけでもありません。
実は、1956年に販売して大ヒットしたソファベッドの名前が「フランスベッド」だったため、そのまま社名にしたからだそうです。
たしかによく考えたらフランスの会社がわざわざそんな名前付けないですよね ^^;
日本では介護や医療用のベッドとしても有名なため、エレガントやゴージャスというよりも実用的な印象が強いベッドメーカーです。
キャッチコピー | もてなしの国の、品質 |
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国 | 日本 |
歴史 | 1956年(創業は1949年) |
素材の種類 | ボンネル(連結)コイル |
デザイン | シンプル |
サイズ | セミシングル、シングル、ワイドシングル、セミダブル、ダブル、ワイドダブル、クイーン、ユーロクイーン、キング |
マットレスの主流価格帯 | 5万円〜40万円 |
枕の価格帯 | 3,000円〜1.5万円 |
Webカタログ | Webカタログで見れます |
導入施設 |
など。 その他の施設はこちらから |
ショールーム住所 | 大阪府大阪市中央区大手前1丁目7番31号 OMMビル1階 |
最寄駅 | 京阪電車または大阪市営地下鉄「天満橋」駅 |
良質なマットレスや枕の世界をあなたにも知ってほしい!
あなたはマットレスや枕にどれくらいこだわっていますか?
実はそんなことを言う私も昔はネットで適当に調べて買ったモノを使ってた人間です ^^;
当時は「寝具なんてどれも一緒でしょ?」くらいに思っていたんですよね。
しかし、今思えばその頃はそもそも“良質なマットレスや枕”というものを体験したことがなかったのですからそれもしょうがないと思います。(という言い訳です ^^;)
そんな私が10倍近く高い商品を購入したのですから、人間の価値観の変化とは面白いですね(笑)
そしてその価値観が変わったのにもちゃんと理由があります。
私もネットで情報収集しているだけではそんな高いマットレスや枕を買おうとは絶対に思わなかったでしょう。
実際にショールームへ行って数々のマットレスや枕を知識ではなく経験で学んだことにより、その価値を知ることができたのです。
ですので、今マットレスや枕を買い換えようと思っている思っていないにかかわらず、良質なマットレスや枕の世界を知りたい方は、ぜひ一度休日のおでかけプランとしてショールーム巡りをしてみてください。
いずれ来る引っ越しの備えにもなる
ベッドを買い換えるタイミングって引っ越しの時が多いですよね。
ところが引っ越しする時はやることがたくさんあって、家電量販店へ行ったり引っ越しの準備をしたりしなければいけません。
たしかに電化製品は常に新しいモデルが出ているので、その時になってからチェックした方が良いでしょう。
ただ、基本的にマットレスや枕はいつ見てもそこまで大差はありません。
時間のある内にデート気分でもその経験をしておけば、実際にマットレスや枕を買い替える時に購入がとてもスムーズになるのも大きなメリットです。
マットレスや枕選びは「考えるな、感じろ」の精神で
これはあのブルース・リーが映画「燃えよドラゴン」で言った有名なセリフですね。
マットレスや枕を選ぶときはまさにこの言葉が当てはまります。
いくらインターネットで「◯個のポケットコイルがあなたの体を包みます」「当社の技術を結集させた独自素材」「寝がえりの打ちやすい設計」のような文章を読んでも、そのスゴさは実際に体験してみないと分かりません。
なのでとにかく試すということが大切です。
「マットレスや枕は”頭”で選ぶのではなく”体”に選ばせる」
これがマットレス選びの鉄則です。
試す数は多ければ多いほど良い
人間はどうしても「自分に合っているもの」をいきなり探そうとします。
しかし、それを見つけるためには「自分に合っていないもの」を知る必要があるのです。
例えば食べ物でも美味しくないものを知っているから美味しいものを食べたときに、「これは(今まで食べたものと比べて)美味しい」と思えるわけですよね?
それとまったく一緒です。
なので、先入観は抜きにして、できる限りたくさんのショールームを回っていろんなベッドに寝てみてください。
そうすると「自分は柔らかいマットレスが好きだと思っていたけど本当は硬めが合っているかも?」「今の枕が丁度いい高さだと思っていたけど実はもっと低い方が合っているかもしれない」などいろんなことがわかっています。
また、ネットで見ていた時は興味のなかったモノでも、体験してみると急に印象が変わることも珍しくありません。
そしてショールームには睡眠について知識が豊富なスタッフさんや睡眠アドバイザーがいるので、参考になる情報やアドバイスをたくさん聞けるはずです。
まずは1日時間を取ってショールームを回れるだけ回ってみてください。
ベッドフレームのことは考えない
また、ベッドフレームは最後に選ぶのもポイントです。
なぜなら、体を支えてくれるのはフレームではなくマットレスと枕だからです。
全体予算 – (マットレス + 枕) = ベッドフレームにかけるお金
これくらいの気持ちでいきましょう。
ちなみに、ベッドフレームはマットレスや枕と逆で、体ではなく頭で考えて価格や機能性、デザインなどを総合して選ぶと良いと思います。
まとめ
かなり長くなってしまいましたが、これだけ回ればあなたも良質なマットレスや枕の世界をなんとなく掴めると思います。
あとは冷静に自分の経験や考え、優先順位を整理して、気になった商品をもう一度試しに行けばさらに自分に合うマットレスが絞れていくはずです。
むしろ、これだけやれば商品選びの失敗はほぼなくなると断言できます。
あとはどれだけ睡眠の質を高められるかのステージが待ってますよ!
マットレスや枕に限らず良いモノって本当に高いです。
でも、どうせ高いお金を払うなら自分で納得した上で払いたいですよね。
歩いて回るのは大変かもしれませんが、その先には「最高の睡眠が待っている」と思って楽しみながらショールーム巡りをしてみてください。
きっとショールームを出た頃には納得を通り越して「どうやってこの高いマットレスを買おうか……」と自分を説得しにかかっていると思いますよ(笑)
この記事が一人でも多くの方の睡眠の質の向上に役立てば幸いです。