睡眠コンサルタントのホソイです。
タイトルの通りピロリ菌の検査を受けたところ見事に陽性判定が出まして、ちょうど昨日除菌が完了しました。
これで胃がんのリスクを減らせると思うと嬉しくて仕方がありません ^^
除菌から3ヶ月後に「本当にピロリ菌を除菌できたかどうかの確認検査」も終え、これで実際に除菌が完了していることも確認できました。
と言うことで、検査&除菌までの道のりが分かったので「ピロリ菌の検査を受けようか悩んでいる」という人のために費用や通院回数をまとめてみました。
検査を受けようか迷っている人はぜひ参考にしてみてください。(というか迷っているなら検査は必ず行くべきですよ!)
この記事の目次
1回目:ピロリ菌検査
3000円
なぜなら日本の医療制度の関係上、ピロリ菌検査は医師が胃潰瘍か十二指腸潰瘍を疑ったときに内視鏡(胃カメラ)で検査するという流れになっているためです。
ピロリ菌検査を受けたい時に都合良く(?)胃潰瘍や十二指腸潰瘍になる人もいないと思うので、自費診療で検査してくれる医療機関を探しましょう。
ちなみに内視鏡(胃カメラ)検査以外の検査方法は大きく分けて以下の3つがあります。
- 尿素呼気試験法・・・薬を飲んだ後の呼気を用いて検査する方法
- 抗体測定・・・血液や尿を用いて検査する方法
- 糞便中抗原測定・・・便を用いて検査する方法
ちなみに私は2の血液検査のパターンでした。
費用は医療機関や検査方法によってバラつきがありますが、3000円程度が相場かと思います。
また、ワンポイントアドバイスとしては自宅から近くの医療機関を選ぶことをオススメします。
理由としては検査結果が陰性であれば自宅から少し離れていても問題ないのですが、もし陽性だった場合に継続的に通院が必要になるためです。
また、ピロリ菌の除菌を健康保険適用で受けようと思った場合は内視鏡(胃カメラ)検査が必須になるので、私のように麻酔を打ちたい場合は原則的に検査後の車の運転はNGです。
もちろん家族の付き添いがあれば問題ないですが、1人で通院する可能性が高いのであれば自宅近くの医療機関を選びましょう。
2回目:検査結果を聞きに行く
0円
この日は検査結果を聞くだけなので、基本的にお金はかかりません。
また、ここで陰性だった人はこれ以上通院する必要はありません。
おめでとうございます ^^
しかし、私は「ありがとう、ホリエモン。ピロリ菌検査をしたらなんと「陽性」でした」で書いたように陽性でした。
陽性の人は内視鏡(胃カメラ)検査を予約しましょう。
私の場合は検査を受けたのが家から少し離れた病院だったので、先生から「自宅近くの医療機関をお選びいただいても良いですよ」と優しいアドバイスをいただいたので徒歩で行ける場所で麻酔&鼻から挿すタイプの内視鏡(胃カメラ)をやってくれる病院を探しました。
ただ、結果的には検査を受けた時の病院の方が先生のレベルが格段に高かったのと、病院を変えたことで初回の血液検査を再度受けなければなかなかったので、多少遠くても同じ病院に通えば良かったと思いました。
3回目:内視鏡(胃カメラ)検査の予約
1,880円
私は近所の病院へ行き、改めて採血をされました。
それと同時に内視鏡(胃カメラ)検査の予約をし、その日は終了です。
4回目:内視鏡(胃カメラ)検査を受ける
7,680円
先生「ピロリ菌は陽性でした」
私「はい。(いや、知ってますよ……)」
というやり取りをした後に内視鏡(胃カメラ)検査を受けます。
※もちろんピロリ菌以外の病気も見てくれます。私は幸いにも異常なしでした。
カウンセリングから検査終了までは約30分くらいでした。
この日の様子は「ピロリ菌の除菌のために内視鏡(胃カメラ)検査を受けてきた」にまとめていますので気になる方は参考にしてみてください。
費用については、私は麻酔&鼻から挿すタイプだったので若干高めですが、麻酔なしや口から挿すタイプであればもっと安いと思います。
ただ、胃カメラ嫌いの人も多いと思うので、ここは安さより快適さが重要です。
あなたに合った方法を選ぶようにしてください。
5回目:除菌用の薬を処方してもらう
2,340円
ここで胃にピロリ菌以外の異常が見つかったら話は変わってきますが、もし何もなければ薬を処方してもらい、処方せん薬局で薬をもらいます。
そしてここからは除菌の始まりです。
除菌の薬は3種類あって、それを朝夕食後にそれぞれ服用し、それを1週間(7日間)続けます。
また、3種類の薬を飲む量もそれぞれ異なり、
- 薬A・・・1錠
- 薬B・・・2錠
- 薬C・・・3錠
と1回あたり合計6錠で、それを朝夕食後なので1日あたり12錠飲むことになります。
一週間で飲む薬はなんと84錠!
私の人生においてもっとも薬を飲んだ一週間となりました ^^;
また、人によっては薬による副作用があるそうです。
<除菌療法の副作用例>
- 軟便
- 味覚異常
- 下痢
- 発熱
- 発疹やかゆみ
軟便や味覚異常の場合はできるだけ気にせず薬の服用を続けて良いそうですが、辛くなった場合はすぐに主治医や薬剤師に相談をしましょう。
ちなみに私の場合は幸いなことに副作用らしい副作用は出ませんでした。
強いて言えば軟便くらいだったのですが、「軟便になったおかげで快便だった」というポジティブな副作用でした(笑)
※お食事中の方には大変申し訳ありません m(_ _)m
そして7日後に“ひとまず”除菌は完了します。
ここで“ひとまず”と言ったのは、1回目で除菌しきれる確率は約75%だからです。
なので、治療後の約3ヶ月後を目安に必ずもう一度病院へ行って除菌できたかどうかの検査を受けてください。
もし除菌できていなければさらに7日間薬を服用するそうです。
そうすると90%以上の確率で除菌できるとのことです。
今回で除菌が完了してくれてると嬉しいなぁ ^^;
また、この除菌完了検査は内視鏡(胃カメラ)検査ではありませんので胃カメラ嫌いの人も安心してくださいね。
ちなみに私が通っている病院では「尿素呼気試験法」とのことでした。
これも医療機関によって異なるかと思います。
恐らくこの除菌完了検査が最後の通院になると思いますが、その費用は3ヶ月にならないと分からないのでその時に追記したいと思います。
6回目:3ヶ月後に除菌完了できたかどうかの検査を受ける
2,570円
この検査は任意であるため、面倒で行かない人が多いそうです。
先ほども記載した通り、1回目の薬で完全に除菌できる確率は約75%なので、この検査を受けずにいると25%の人はピロリ菌感染したままということになってしまいます。
なので、この検査は面倒でも必ず受けましょう。
この検査方法は医療機関によって異なるようですが、私が通った病院では「尿素呼気試験法」でした。
カンタンに言えば「息を調べる検査」です。
2つの袋に自分の息を吹き込むんですが、
1つめ・・・普通に息を吹き込む
2つめ・・・薬を飲んでから5分間横になり、その後15分間座って安静にした後に息を吹き込む
という方法でした。
なので、この日は検査だけで30分近くかかりました。
結果は約1週間で出るそうです。
7回目:除菌完了の検査結果を聞きに行く
1,070円
病院へ行って検査結果を教えてもらいます。
正直結果を聞くだけなら電話で済まして欲しいくらいですが、そういう制度なんでしょうがないですね(笑)
結果としては無事に除菌できていました!
良かった、良かった。これでひと安心です。
ただ、一度除菌しても間接キス的に他人から伝染ることもあるそうなので、完全に安心とは言えませんとのことでした。
でもこれで家族は全員ピロリ菌に感染していない状態になったので、まず大丈夫でしょう。
検査結果を聞くのは3分くらいで終わったのですが、受診料が1,070円っていうのがビックリしました(笑)
前回の2,570円で検査費用は払ったつもりだったのですが……。
この辺は医療機関によってバラバラなんでしょうね。
まぁ、でも無事に除菌でき、胃がんのリスクも減らすことができたので本当に良かったです!
ピロリ菌の検査から除菌までの通院回数や費用、期間のまとめ
私のケースですと、それぞれの合計は以下のようになりました。
通院回数:7回
合計費用:18,540円
期間:検査だけなら1週間、除菌完了検査まで含めると約3ヶ月〜4ヶ月
もちろん陰性の人であれば、3,000円程度の検査費用と2回の通院(検査と検査結果を聞く日)の1週間程度で終わりです。
とにかく1度検査を受けましょう!
全体を通して私がお伝えしたいのはこれです。
もし陰性であればたった3,000円程度ですし、それで胃がんのリスクを把握できるのであれば受けない理由はないでしょう。
陽性だとしても2万円もかからず除菌ができます。
もし除菌せずに放置したまま胃がんになってしまったらとんでもないお金がかかってしまいますし、仕事もできなくなるなど損失がかなり大きいです。
なので、「陽性か陰性かすら知らない状態が一番の悪だ」という気持ちで一度検査を受けてみてください。
もしも「病院へ行くのはどうしても面倒なぁ」という方はAmazonや楽天で手軽にカンタンに検査できるキットがあるので、そちらを試してみるのも良いかもしれません。
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