口が臭いんですけど…
これってもっとも心にダメージを与える最強の言葉の1つじゃないでしょうか?笑
そもそも「臭い」という字面って、いかにも汚らしくて悪意すら感じますよね(笑)
一体誰がこの漢字を考えたのでしょうか…。
しかし、そうは言っても年齢と共に口臭や体臭が強くなるのはある程度致し方のないことです。
が、しかし!
それとは別に原因があって、しかも対策できるのであればすぐにしたくないでしょうか?
また、それがいびきと大きな関係があるのであれば、なおさら早く対処したいところですよね。
そうなんです。
一見関係の無さそうなこの2つが実は密接に関係しているのです。
それにしても「いびき」というのは“多くのイヤ〜な症状や病気と深く関連している”ものですね。
知れば知るほどイヤな気持ちになります^^;
でも、裏を返せばいびきで悩んでいる人はいびきを治すことは口臭予防や対策にも繋がるということでもあるんです^^
だからこそ1日でも早く治しましょう!
さて、この口臭…。
正直口臭ってプラスになることってありませんよね^^;
例えばプライベートであれば、
・デートするのが怖い
・コンパに行けない
・キスするのが怖い
など、特に女性は大変です。
また、仕事でも、
・職場で周囲の反応が気になって集中できない
・せっかく良いプレゼンをしてもちゃんと話を聞いてもらえない
・部下や上司がちゃんと話を聞いてくれない
など、デメリットしかありません…。
そこで今回は口臭のメカニズムといびきとの関連性、そしてその解消方法までを分かりやすくご紹介していきたいと思います。
口臭の2つのタイプ
口臭には大きく分けると2つのタイプがあります。
まずはこの2つのタイプをご紹介したいと思います。
1. 病的口臭
これは読んで字のごとく病気による口臭です。
ただ、この病気も色々あります。
例えば、
口の病気・・・虫歯、歯周病、口内炎など
鼻や喉の病気・・・蓄膿症、扁桃炎、アデノイドなど
胃腸の病気・・・胃炎、胃拡張など
呼吸器の病気・・・慢性気管支炎など
その他・・・糖尿病、肝臓病、腎不全など
といった病気が挙げられます。
これらの病気が原因で口臭がキツくなっている場合は、とにかく医療機関での治療しかありません。
口臭の前にまずは病気をしっかり治すこと。
これが一番重要です。
2. 生理的口臭
そしてもう1つが「生理的口臭」です。
実は口臭で悩む人の80%以上が、この「生理的口臭」です。
つまり、口臭の原因のほとんどは「口の中に何かしら問題がある」ということになります。
そして、その原因となっているのが以下の3つです。
- 揮発性硫黄化合物(VSC)の発生
- 舌苔(ぜったい)の放置
- 唾液の減少
ちなみにこの中でいびきと大きく関係があるのは3番目の「唾液の減少」です。
その辺りも踏まえてこれらの3つについてもう少し解説して行きたいと思います。
生理的口臭の3つの原因といびきとの関係性は?
それでは次に生理的口臭の原因である3つの問題についてもう少し詳しく見て行きましょう。
1. 揮発性硫黄化合物(VSC)の発生
小難しい単語が出て来ましたが「揮発性硫黄化合物(VSC: Volatile Sulfur Compounds)」は、口臭の原因物質です。
口の中には嫌気性細菌という最近が生息しているのですが、その嫌気性細菌が唾液や血液、古くなった細胞や食べカスに含まれるタンパク質などを分解して、臭いのもとであるVSCを発生させます。
そしてそれが口臭となって吐き出されるのです。
ちなみにこのVSCですが、毒性がかなり強く青酸ガスより強力だというのですから驚きです。
そんな物が自分の口の中に…と考えるだけでゾッとしますよね…。
2. 舌苔(ぜったい)の放置
舌苔(ぜったい)は字を見れば何となくイメージできるかもしれませんが、舌の表面にできた苔のような汚れのことを言います。
あなたも鏡を見ながらペロッと舌を出してみてください。
舌の表面に白っぽい物質がないでしょうか?
それが舌苔です。
特に口臭の原因物質である揮発性硫黄化合物(VSC)は舌の上でもっとも作られると言われているため、舌苔の放置は口臭悪化に繋がるのです。
3. 唾液の減少
そして3つめが唾液の減少です。
裏を返して考えればなぜ口臭を抑えるために唾液が必要なのでしょうか?
実は唾液ってスゴいんですよ?
何と口の中の悪い菌を退治してくれる殺菌作用があるんです。
そして実は他にも唾液には、
- 食べ物の消化
- 嘔吐物の排泄
- 口の中の保護
- 口の中の洗浄
- 口の中の抗菌
などのはたらきもしてくれるのです。
よく「大した傷じゃないから唾でもつけとけば治る」と言われるのは、唾液にこれらの作用があるからなんですね。
しかし、それほど重要な唾液ですが、臭うとかなりクサいですよね…(笑)
でも実際は唾液の成分の99.5%って水分なんです。
だから本当は唾液って無臭なんですよ。
赤ちゃんの唾液が臭わないのもこのためです。
それが大人になると徐々に口の中が汚れて来て最近が増殖します。
ちなみに口の中には300~400種類の細菌がいるそうです。
さらに、その数はというと…
よく歯磨きをしている人・・・1000~2000億個
あまり歯磨きをしない人・・・4000~6000億個
ほとんど歯磨きをしない人・・・なんと1兆個!
にもなるのだそうです…。
どうでしょう?
これだけの最近が口の中で泳ぎ回っていると考えるとゾッとしませんか?
そして唾液が減少すると、これらの細菌が元気になり増殖してしまうのです。
これがさらなる臭いの元となっているんですね。
例えとしてはかなり不適切ですが、夏場に自宅のキッチンやお風呂、洗面所の排水口に汚れが溜まった状態で乾燥すると臭いが一気にキツくなりますよね?
あれと同じような事が口の中で起こる訳です。
なので、緊張状態が続いたり、話をしすぎて口が乾いた時に口臭がキツくなってしまうのです。
つまり私たちは常に口の中が唾液で潤っている状態を保つことがとても重要なのです。
しかし、以下の記事でも紹介しましたがいびきをかく人の多くは睡眠中に口呼吸になっているため、朝起きた時には口の中がカラカラになってしまっています。
そうなると6〜8時間もの間、細菌は増殖し放題になるため口臭がキツくなるのも容易に想像できるかと思います。
その状態で彼氏や彼女に「おはようのキス」をするなんてもっての他です。
場合によっては嫌われてフラれてしまうかもしれません…。
口臭を解消するための3つの方法
それではここからは、口臭を解消するための3つの方法をご紹介したいと思います。
1. 歯を清潔に保つ
まず最初に重要なのは歯を綺麗に保つことです。
食べカスを口の中に残しておくのは細菌に餌を与えているようなものです。
歯磨きは何度も入念に行うことはもちろん、定期的に歯医者へ通って歯石除去をしてもらいましょう。
2. 舌苔(ぜったい)を取り除く
舌にできた舌苔(ぜったい)は定期的に取り除きましょう。
ただし、取り過ぎには注意が必要です。
何故かと言うと舌の表面というのはとてもデリケートな場所です。
例えばそこを歯ブラシなどでゴシゴシ磨いてしまうと舌苔だけでなく粘膜が傷ついてしまい、その粘膜がさらに細菌へと変化してしまうこともあるのです。
なので舌苔を取り除く時は、鏡を見て本当に気になった時だけにし、この様な専用の舌クリーナーを使って優しく取り除くようにしましょう。
3. 口呼吸を治して鼻呼吸にする
最後は呼吸法です。
地球上の哺乳類で人間以外の動物はすべて鼻で呼吸をしています。
口で呼吸をしているのは人間だけなのです。
また、赤ちゃんの頃は誰もが鼻呼吸をしています。
鼻呼吸をすれば、口は常に閉じている状態になるので十分な唾液が出るようになります。
しかし、日中は意識があるので鼻呼吸にするのは割りと簡単なのですが、問題は睡眠中です。
実はこれも意外と簡単な方法で鼻呼吸にすることができるのです。
それは↓のようなサージカルテープを毎晩就寝前に口を閉じた状態で縦に貼ってから寝る。
これだけです。
たった600円程度でいびきと口臭が改善できると考えたら安いものです^^
ただ、サージカルテープだと唇が荒れてしまうこともあるので、その場合は専用のテープを活用しましょう。
これを聞いた時に「え!そんな事したら苦しくないの!?」と思われた方もいるのではないでしょうか?
実はこれこそが口呼吸が癖付いている証拠でもあるのです。
先ほども説明したようにすべての哺乳類動物は鼻呼吸をしています。
口を塞がれたからと言って呼吸ができなくなってしまう方が問題なんですね。
なので最初は違和感があっても次第に身体が慣れて来るので安心してください♪
それに鼻呼吸が習慣づいて来ると朝起きた時に口の中がカラカラに乾いていることもなく、悪いウィルスも鼻腔にある優秀なフィルターがシャットアウトしてくれるので風邪もひきにくくなるなど良いことだらけですよ^^
口呼吸を鼻呼吸に治す方法はこちらで詳しくまとめました。
3. 口臭対策サプリを活用する
また、口臭対策用のサプリメントを活用するのもひとつの方法です。
最近は女性を中心に薔薇の香りがするタイプのサプリメントが注目されていますね。
また、その他にも男性専用の口臭対策サプリやお茶タイプのものもあるので、実績のある商品の中から取り入れやすそうなものを選ぶと良いでしょう。
- デオラボ ハーバルスタンダード・・・初回限定500円(80%OFF)
- メンズデオ8400・・・初回限定990円(70%OFF)
- 伝統爽快ごぼうなた豆茶・・・初回限定990円(59%OFF)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はいびきと口臭の意外な関係についてご説明しました。
冒頭でも書きましたが、いびきって本当にいろんな症状や病気と深く関連していてイヤになりますよね…。
いびきというのは正に身体の異常を知らせる警告音です。
「いびきくらい」と軽い気持ちで放置せず、しっかり治して行きましょう!
今回紹介した様に意外と簡単な方法でいびきは改善・軽減することができます。
まずは原因をしっかりと突き止めて、1つずつ正しい対策を進めて行きましょう^^