いびきバイバイ運営者のホソイです。
自分や大切なパートナーのいびきについて真剣に悩んだことのある方であればご存じの方も多いと思いますが、いびきは私たちの健康にとって何ひとつメリットをもたらしません。
それどころか、さまざまな病気や症状、パートナーの睡眠妨害などたくさんのデメリットを引き連れてやってくるため、知れば知るほどイヤになるのが「いびき」という存在です。
そして、いびきと関係が深い病気の1つに「認知症(アルツハイマー病など)」があります。
テレビでも定期的にドキュメンタリー番組がやっているので認知症の症状についてはご存じの方も多いと思いますが、テレビの向こう側で認知症になった家族を必死に介護する人の姿を自分に重ねて「自分が介護する立場になったら……」もしくは「自分が介護される立場になったら……」と考えたこともあるのではないでしょうか?
どちらの立場にせよ避けれるものであれば避けたいですよね。
しかし、詳しくは後述しますが、いびき体質の私たちは他の人より認知症になりやすいという事実があります。
また、認知症を発症してしまうと現代医療では明確な治療方法がないという事実もあります。
正直これはかなりショックなことですが、事実は事実なので私たちは逃げることなく、しっかり向き合うことを求められます。
ところがそれと同時に、「自分はいつ認知症になるんだろう?」「家族はいつ認知症になるんだろう?」とビクビクしなくても定期的な検査をし、認知症の傾向を早期発見できれば対処する方法があることもまた事実です。
そこで今回は、わずか10分の電話で正確性は97%、そしてたった3,000円で受けられる「あたまの健康チェック」という認知症テストを紹介したいと思います。
私はまだ40代ですが、タイトル通りこの検査に申し込みました。
その上で思うのは「いびき体質の人は年齢に関係なく定期的に検査を受けるべき」ということです。
もちろん後述する病院へ行くなど方法は問いません。
その辺りの理由も合わせて説明していきたいと思いますので、次回の検査結果編と2部構成でお届けできればと思います。
「親が認知症」は当たり前の時代に?
おそらく誰ひとりとして、「認知症を発症したいですか?」もしくは「認知症を発症した身内を介護したいですか?」と問われて「はい」と答える人はいないと思います。
自分で選べるのであれば無縁の人生を選びたいですよね。
それでは、あなた自身がその当事者になる確率は何パーセントくらいなのでしょうか?
これが驚くことに、65歳以上で見るとなんと4人に1人が認知症または認知症予備軍なのです。
そしてこれは適当なデータなんかではなく、厚生労働省の研究チームが発表した2012年のデータです。
こう考えるとテレビの向こう側の出来事だと思っていたことが、少しだけ自分の身近なことに感じてきませんか?
だって考えてみてください。
例えば結婚されている人であれば自分の親とパートナーの親が65歳以上の人も多いと思います。
「4人に1人」ということは、その内の誰か1人は認知症もしくは認知症予備軍の可能性が高いということになるからです。
しかもこれからさらに高齢化社会が進むため、2025年には65歳以上の3人に1人が認知症または認知症予備軍になると推計されているそうです。
ということは、あと10年もしない内に身内に認知症患者がいることは珍しくも何ともない時代がやってくるということなのです。
いびきは認知症へのカウントダウン?
そして、私たちいびき体質の人にとっては残念なお知らせですが、認知症といびきには深い関連性があることが研究によって明らかになっています。
現在世界同時並行で進められているADNI(Alzheimer’s Disease Neuroimaging Initiative)と呼ばれる観察研究によれば、いびきをかく人(特に睡眠時無呼吸症候群)はいびきをかかない人に比べて10年ほど早く軽度認知障害(MCI)を発症していたという研究結果が出ています。
いびき体質の私たちは、認知症と隣り合わせで生きていることを自覚することから始めなければなりません。
また、今では若年性アルツハイマー病と言われる比較的若い年齢でも認知症を発症する人も増えているため、「若いから大丈夫」というのは目をそらす理由としては不十分です。
だからこそいびき体質の私たちは年齢に関わらず、常に検査をして現状を把握しておく必要があるのです。
また、早期発見さえできれば対処法があることもまた事実ですので、それについては後述したいと思います。
私の場合、自分の将来も心配ですが、離れて暮らす親もすでに65歳以上ですし、妻の親も心配です。
「急に明日誰かが認知症を発症したらどうしよう?」
と認知症について調べれば調べるほど不安になってきました。
なぜなら冒頭でも書きましたが、認知症を発症してしまうと現代の医療では明確な治療方法がないからです。
認知症の潜伏期間は10年以上?
そこでさらに詳しく調べてみたところ、1つの事実が分かりました。
それは「認知症が発症する10年以上前から脳には何らかの障害が起きている」ということです。
この認知症と健常者の間の状態をMCI(軽度認知障害)というのですが、このMCIの段階であれば食習慣や睡眠習慣、運動習慣の見直すことで認知症の発症を遅らせたり抑えたりすることができるんだそうです。
出典:あたまの健康チェック
それまで認知症はある日突然、交通事故的に症状が表れてどんどん悪化していく病気だと思っていたので、これはビッグニュースです。
MCIかどうか確実に検査するなら「物忘れ外来」がある病院を探すのが一番ですが、認知症の症状が出ていない家族を連れて病院へ行くのは正直ハードルが高すぎます……。
そこで見つけたのがわずか10分の電話で正確性は97%、そしてたった3,000円で受けられるという「あたまの健康チェック」という認知症テストだったというわけです。
でも、「なんでたった10分の電話で認知症かどうか分かるの?」って純粋に疑問に思いますよね。
実はこのテストはアメリカのMedical Care Corporationという会社が研究・開発した認知機能チェックテストで、正確性検証を重ねた結果、97%の高精度であることが実証されている方法なんだそうです。
また、その正確性の高さから今では2,500人以上の医師が利用しているもっともポピュラーな認知症検査の方法になっているそうです。
実はアメリカでは日本以上に認知症患者の増加は深刻な社会問題になっているんですね。
2011年には「全米アルツハイマー病プロジェクト法」という法案が議会で圧倒的多数の賛成を得て承認され、オバマ大統領が署名をして法制化されているほどなんです。
おそらくあの破壊神とも言えるトランプ大統領でさえも、この法律を潰すような選択はしないでしょう。
また、日本国内でも福岡大学研究グループによって検証が行われ、96%の精度が確認されるなど、正確性については間違いないと言えるでしょう。
お手軽なのに親に受けてもらえない……それならば……!
「あたまの健康チェック」の存在を知ったときに私はこう思いました。
「たった10分の電話でMCI(軽度認知障害)かどうか分かるなら親にプレゼントして受けてもらおう!」
しかもその正確性は97%で、価格もたった3,000円(通常価格は3,500円で現在はキャンペーン中)なら安いモンです。
ところが……。
電話で検査のことを伝えたのですが、「いいよ、そんなの」「まだ何ともないんだから」となかなか取り合ってくれません……。
でもたしかに親の立場になってみたら気持ちもよく分かります。
離れて暮らす我が子から電話があったと思ったら年寄り呼ばわりされたり、認知症患者のように言われるのはイヤですよね。
そこで、私はまだ40代ですが「まずは自分が受けてみよう!」ということで申し込んでみました↓
申込方法はいたってカンタンで氏名や性別、生年月日やメールアドレス、電話電話番号なんかを入力するだけです。
※テスト用の受検者番号がメールで送られるのでメールアドレスの入力間違いだけは気をつけましょう。
個人情報の入力とクレジットカードでの支払情報の手続きが完了するとこんな感じで受検者番号をもらえます。
私は1人だと不安だったので妻にも受けてもらうために2人分購入しました(笑)
また、私が購入したのは1月12日ですが有効期限は3月31日となっていました。
購入した2ヶ月後の末日が有効期限なんですかね。
※1月末に購入したらどうなるんでしょうね。
さらにテストを受ける方法が下記です。
フリーダイヤルが用意されていて、月〜土の9:00〜17:00の間に電話をすればOKです。
個人的には平日は仕事なので土曜日対応はありがたいです。
※実際テストを受けたのは土曜日でした。
また、電話をかける際は以下の環境で電話するようにしてください。
- 静かな場所であること
- 周りに人がいないこと
- テスト開始から10分〜15分間に中断が必要な用事がないこと ※宅配便を受け取る予定があるなど
注意点はこの3つくらいです。
また、テストの結果はすぐに教えてもらえる訳ではなく、約1週間後に郵送される形式なので、その点も覚えておきましょう。
申込方法と検査方法はとてもカンタンなので、あとは自分のタイミングで電話をしてみてください。
まとめ
さて、今回は認知症といびきの関連性と認知症テスト「あたまの健康チェック」のサービス内容と申込方法を紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
認知症について、いびき体質の私たちが知っておくべきことをまとめると以下の7つです。
- 今や65歳以上の4人に1人が認知症または認知症予備軍であること
- たった8年後(2025年)にはそれが3人に1人になること
- 認知症を発症すると治療法はないこと
- いびきをかく人は認知症になりやすいこと
- 認知症を発症する10年以上前から脳に障害があること
- 早期発見さえできれば対処方法はあること
- 早期発見するために定期的に検査を受けた方が良いということ
もちろん検査方法は「物忘れ外来」のある病院へ行くのが一番です。
ただ、現時点で物忘れの自覚がないのに物忘れ外来へ行くってかなり気が重いですよね。
それに私は病院の雰囲気や独特の匂いがとても苦手で、行くと毎回ネガティブな気持ちになってしまいます。
なので、できるだけ病院には行かなくて済むよう心がけている私からすると「あたまの健康チェック」のような電話だけでできる検査はとてもありがたいです。
まずは自分で試してみて、あとは親や友人、知人にも勧めていきたいと思います。
もちろん、いびき体質の方々には定期的な検査をオススメします。
いびきはいろんな病気や症状と繋がっているため、何かとお金や時間がかかって憂鬱になりますが、いびきの原因をひとつずつ解消しながら上手く付き合って行く他ありません。
年齢を重ねれば重ねるほどリスクは増える一方ですので、事前に把握できるリスクはしっかり把握しておきましょう。
次回は検査結果をご紹介できればと思います。