あなたがダイエットで失敗し続けるのは「ダイエット」の語源を知らないから

突然ですが、あなたには“人生の師匠”と呼べるような人がいるでしょうか?

ありがたいことに私にはそんな人がいます。

その人は大きな会社を経営する社長さんで10年ほど前に知り合ったのですが、自分が仕事で行き詰まったときやモヤモヤしたときはその人に相談するようにしています。

そして会うたびに新しい知識や情報、そして考え方を教えてくれるため、いつも「こういう人に出会えて本当に良かったなぁ」と感じている次第です。

そして、私がその人から学んだことのひとつに「語源を知る」というものがあります。

例えばその人は自分が知らない情報や言葉、単語などを聞くと必ず語源を調べたり、「それの語源って何ですか?」と相手に尋ねるんですね。

出会った頃と今を比べるとその人が経営する会社の規模は何倍にも成長していますが、10年前も今もその姿勢にまったく変わりはありません。

最初、私は「語源なんて知ったところでどうするんだろう?」と不思議に思っていました。

しかし、その理由を聞いたときに、私は自分の考えを改めることになります。

それは「その言葉がどこからやって来たのかを知らなければ言葉の本質は理解できないから」というものでした。

例えばです。

「ヨガ」と聞いてあなたは何を思い浮かべるでしょうか?

「インド」「女性」「体が柔らかい」などを連想する人が多いのではないでしょうか。

ではヨガの語源を見てみましょう。

ヨガの語源は2000年以上も前に経典の中で書かれたサンスクリット語の「ユジュ」が元になっています。

ユジュとは↓の写真のような牛や馬に荷台や耕具を引かせるために首にかける横木のことで、「結びつける」という意味があります。

つまりヨガとは「結びつける」ことが本来の目的で、牛や馬のように暴れている心を1点に結びつける精神統一法なのです。

こう聞くとヨガに対するイメージが少し変わりませんか?

日本人でも男性でも体が硬い人でもヨガを取り入れることでプラス要素がたくさんありそうですよね。

このように語源を知ることは言葉の本質を理解したり、先入観を取り払ったりするのにとても役立ちます。

そして「ダイエット」も語源を知ることで、今まで失敗続きの人でも「こうしたら成功できるのかも?」という希望の光が見えてくるはずです。

そこで今回は「ダイエットの語源」についてご紹介したいと思います。

ダイエットとは「ライフスタイル」を変えること

ダイエットが英語の「diet」に由来することは誰もが知っていると思いますが、その「diet」の語源まで知っている人は少ないと思います。

実は「diet」は、ギリシャ語の「diata」が語源となっています。

では、「diata」の意味は何でしょうか?

diataは「生活様式」という意味で、私たちに馴染みのある言葉で言い換えれば「ライフスタイル」なのです。

そして「diet」は長い歳月を経て「日常の食べ物」という意味に転じました。

そこから「代謝異常」「消化器内臓疾患」「肥満」などを治すための「食事療法」や「治療法」といった意味を持つようになります。

そして日本ではそれらの意味すら忘れ去られ、今では「減量」や「痩身」という意味で使われることがほとんどですよね。

ところが語源から考えれば痩せることはあくまでも結果であり、実際には「食事なども含めたライフスタイルを見直すことである」というのが正しい理解です。

しかし、人はどうしても「痩せる」ということだけに固執してしまうため、「飲むだけで簡単に痩せられる」といった宣伝文句にすぐに騙されてしまうのです。

その反面、本質を理解してる人は違います。

なぜなら「痩せること」よりも「ライフスタイルを変えること」に意識を向けるからです。

そしてここにこそダイエットに“成功する人”“失敗する人”の違いがあるのです。

「なぜ毎日シャンプーするの?」に対する正しい答えとは?

「あなたは毎日シャンプーをしていますか?」

この質問に「YES」と答える人が多いと思います。

それどころか「当たり前でしょ。何言ってんの?」と思われたかもしれません。

ほとんどの人は生まれた頃から毎日お風呂に入り、シャンプーをするのが当たり前という環境で育っているので、当然のことでしょう。

これもまさに「ライフスタイル」のひとつと言えますね。

では、もうひとつ質問です。

「なぜ毎日シャンプーするの?」

と聞かれたらあなたは何と答えでしょうか?

キレイになるから? 汚れが落ちないから? サッパリするから?

いろんな理由が思い浮かぶと思いますが、「明確な回答」というと意外に難しいと思います。

では、シャンプーの語源を見てみましょう。

シャンプーの語源はヒンズー語で「マッサージをして頭皮、毛髪を清潔に保つ」という意味です。

私たちはシャンプーと聞くと洗髪剤のイメージが強いですが、本来の意味は「マッサージ」なんですね。

そして私たちがイメージしているシャンプー(洗髪剤)の歴史を見ると、意外と歴史が浅いことが分かります。

実は日本で現在のようなシャンプー(洗髪剤)が登場するのは、戦後の1950年代になってからなのです。

日本の長〜い歴史の中で毎日シャンプーをしている期間は70年もないんですよ。

事実、これは花王が1930年代に打った広告ですが、デカデカと「御洗髪は一週一度!」と書いてあるのが分かります。

 

この広告コピーから分かることは、当時はシャンプーを毎日どころか1週間に1回する人ですら少数派だったということです。

また、シャンプーの習慣化がもっとも早かったヨーロッパでも、頭髪用シャンプーが誕生したのは20世紀に入ってからです。

ではなぜ私たちは「毎日シャンプーをしなければいけない」と考えるようになったのでしょうか?

もちろんシャンプーメーカーのマーケティングが巧妙だったのもひとつの要因ですが、本質的には「私たちのライフスタイルが大きく変わったから」に他なりません。

例えばパッと挙げるだけでも、

  • 身だしなみを整えるために整髪料を使うようになった
  • 食生活の欧米化で脂っこい食べ物が増えた
  • 車の排気ガスで空気が汚くなった

などライフスタイルが変わるにつれて「かつては存在しなかった汚れ」が生まれ、その影響で「清潔に対する考え方」が変わっていきました。

そして今では何の疑いもなく私たちは毎日せっせとシャンプーをしているというわけです。

なので先ほどの質問の回答としては「毎日シャンプーをするとキレイになるから」ではなく、「ライフスタイルが変わりすぎた影響で毎日シャンプーしないと心理的に落ち着かなくなった」という回答が正しいのではないかと思います。

こだわるべきは「ダイエットの手段」ではなく「ライフスタイルの変化」

戦前のライフスタイルでは1週間に1回シャンプーする人すら少数派だったのですから、たとえ「頑張って毎日シャンプーしよう!」と思っても面倒くさくて続けられなかった人がほとんどでしょう。

ダイエットもそれと同様で、単に「痩せたいから頑張ろう!」だけでは長続きしないのが当たり前なのです。

なぜならあなたのライフスタイルは何ひとつ変わっていないからです。

逆にライフスタイルさえ変わってしまえば、私たちが疑いもなく毎日シャンプーをしているのと同様に「食事のコントロールや適度な運動をしているのが当たりまえ」になります。

人は変わろうと思ったら、環境を変えるのが一番です。

もしかすると環境が変化することに不安に感じるかもしれませんが、人間は誰でも高い適応能力を持っているので安心してください。

大切なのは「楽して痩せよう」という悪魔のささやきに惑わされることなく、「どうしたら自分のライフスタイルを変えることができるんだろう?」という問いかけをすることです。

どうやって「ライフスタイル」を変えるのか

ライフスタイルを変えるもっともカンタンな方法は「趣味を作ること」です。

休日を家で過ごしがちの人は「山登り」でも「美術館巡り」でも「サイクリング」でも何でも良いので、出かける楽しみを作ってみましょう。

出かければ必ず運動量は増えます。

それに例えば山登りをするのであれば体力をつけるために「一駅歩く」こともポジティブな気持ちで取り組めるはずです。

「痩せるために歩く」のは苦痛でも「山登りのために歩く」のは気持ちがまったく違うのです。

また、「飽きやすいから続けられない」という人は、その趣味に対する知識が少なくて魅力を知り尽くせていない可能性があります。

そんな人はその趣味に関する本を読んで知識を付けたり、共通の趣味の友人を作るなど、新しい楽しみ方を発見する工夫をしてみましょう。

それでも飽きてしまった場合は別の趣味を探せば良いのです。

どんどん新しい経験をして、あなただけのライフスタイルを作っていきましょう。

ライフスタイルを変化させれるダイエット方法

「ライフスタイルを変えろって言われても難しい……。でも痩せたい!」という人もいるでしょう。

そういう人は「ライフスタイルを変化させられるダイエット方法」を選ぶようにしましょう。

その最たる方法が「RIZAP」です。

ライザップはどうしても「筋トレ」「糖質制限」「高額」というイメージが先行しがちですが、ライザップメソッドの本質は「ライフスタイルの変化」にあります。

例えばライザップで食事の見直しやトレーニングよりも前に徹底的に行われるのが「目標設定」です。

要は「将来なりたい自分」をトレーナーさんと一緒に明確にイメージできるまで考えます。

その上で専属のトレーナーさんが毎食の食事内容をチェックしてくれたり、トレーニングジムで自分に合った筋トレメニューを提供してくれるのです。

普通だったら辛くてとても続けられない食生活やトレーニングですが、目標が明確でかつ徹底サポートする人がいてくれるというライフスタイルに身を置くことで乗り越えていける訳です。

ライザップの筋トレや糖質制限はあくまでも「手段」であり、その手段を継続できるかどうかはライフスタイルで決まっているということです。

ライフスタイルの変化にフォーカスしたオススメダイエット方法3選

自分でライフスタイルを変えることができない場合、方法としては「他人やテクノロジーなどの自分以外の力を借りる」しかありません。

ここで紹介する3つのサービスはライフスタイルの変化を重視しているものなので、あなたに合ったものがないか見てみてください。

ただ、他人の時間を使うということはその分お金もかかるということですので、まずは無料カウンセリングを受けたり、電話で相談してみることをオススメします。


RIZAP

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返金保証 30日間 30日間 なし

パーソナルトレーニングジムはライザップ以外にもライザップを真似たサービスがいくつかありますが、「食事制限一切不要」だったり「食事や運動に関する知識が身につかない」など、細かな違いがあるので注意してください。

もちろんそれらのジムでも2ヶ月のトレーニング期間中は確実に痩せることができますが、太らないための基本のキは「日常の食事のコントロール」です。

しかし、食事に対する知識がなければコントロールしようがありません。

ライザップでは栄養管理士や医師によるサポート体制もあるため、「生涯使える知識」を得ることができるのが、他にはない大きな強みとなっています。

せっかく高いお金を払ってライフスタイルの変化をするのであれば、一時的な視点ではなく、長期的な視点で「何が得られるのか?」を確認して判断するようにしましょう。

まとめ

さて、今回はダイエットの語源についてご紹介しました。

これであなたも「ダイエット」という言葉がどこからやってきて、本質的な意味は何なのかを理解できたかと思います。

ただ、当たり前ですが理解しただけで「なるほど。勉強になったな〜」だけではあなたのライフスタイルは何ひとつ変わりません。

大切なのはこれを知識だけで終わらさずに行動することです。

それに、自然と痩せられるライフスタイルは体重も変化だけでなく、話題が増えたり、放つ雰囲気が明るくなったりと良いことがたくさんあります。

ぜひあなたのライフスタイルをどんどん変化させていってくださいね!

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