定番の青汁原料「大麦若葉」「ケール」「明日葉」の特徴や違いとは?

以前、「肥満いびき体質改善の第一歩! 置き換えダイエットのオススメ食品&飲料まとめ」でも紹介しましたが、置き換えダイエット専用アイテムのひとつに「青汁」があります。

若い方はご存じないと思いますが、青汁がメジャーになったキッカケと言えば俳優の八名信夫さんが青汁を飲んで「ん〜っ、まずい!もう一杯!」と言ったあのテレビCMではないかと思います。

テレビCMでわざわざ「まずい」と言うくらいなので、一体どれほどまずいのか気になったという人も多いでしょう(笑)

しかし、それから20年以上が経ち、今では多くの会社が青汁商品を販売しています。

そんな青汁ですが、一言で「青汁」と言ってもたくさんの種類があることをご存じでしょうか?

細かく見ていくと本当にたくさんあるのですが、今回は「これだけ抑えておけば間違いない!」というメインの3種類を中心にご紹介したいと思います。

1. クセがなく飲みやすい「大麦若葉」

多くの青汁の原料になっているのが文字通り大麦の若葉である「大麦若葉」です。

なぜこの大麦若葉が多くの青汁の原料として採用されているかというと、他の原料に比べて栄養バランスが優れているからです。

含まれている栄養素を見てみると食物繊維やミネラル、ビタミン、脂質、たんぱく質などなど、とてもバランスが良いのが分かります。

それらの栄養素の中でも大麦若葉には食物繊維が豊富に含まれているため、便秘に悩んでいる人やおなかの調子がすぐれない人にオススメの原料だと言えるでしょう。

また、抗酸化作用があるポリフェノールも豊富に含んでいるので、ダイエットだけでなくアンチエイジングや栄養補給のためにも積極的に摂取したい青汁でもあります。

味についてはクセがなく比較的飲みやすいため、それも人気の理由のひとつとなっています。

ダイエット中は極端な食事制限などで栄養バランスを崩してしまう人も少なくありません。

長期的なダイエットを続けるためには栄養補給は必須ですので、その点からも大麦若葉の青汁は良い選択肢だと言えるでしょう。

2. クセはあるけど栄養満点「ケール」

大麦若葉に次いでポピュラーな青汁の原料が「ケール」です。

「ケール」はアブラナ科の野菜で、キャベツの仲間です。

ケールもビタミンやカルシウム、食物繊維といった栄養が豊富に含まれており、「野菜の王様」とも呼ばれています。

ただ、独特の青臭さがあるので飲みにくいと感じる人が多い原料でもあります。

ちなみにケールは、冬は甘く、夏は苦くなる野菜です。

とくにケールを搾って急速冷凍したフレッシュタイプの青汁は、ケールのクセが強く感じられる傾向にありますが、粉末タイプのケールの青汁は比較的飲みやすくなっているので、試してみたい人はまずは粉末タイプから始めてみるのがオススメです。

逆に苦い青汁が好みだという人は冷凍のフレッシュタイプを選んでみてください。

3. 栄養・飲みやすさのバランスが◎「明日葉」

最近になって注目を集めている青汁の原料が「明日葉」です。

明日葉はとても生命力の強い植物で、明日葉という名前も「芽を摘んでも明日には新しい芽が出る」という例えから付けられたほどです。

明日葉にはビタミン・ミネラル・食物繊維がバランスよく含まれており、その量はケールを超えるとも言われています。

また、老廃物の排出を助けるカリウムも豊富に含まれているため、デトックス効果も期待できるという特徴もあります。

明日葉オリジナルの栄養素としては「カルコン」と「クマリン」が挙げられます。

とくに「カルコン」は明日葉だけに含まれていると言っても過言ではない貴重な栄養素です。

ポリフェノールの一種である「カルコン」は「黄金のポリフェノール」とも言われており、メタボリックシンドロームの解消に効果があると言われています。

なので、ダイエット目的で青汁を取り入れる場合は明日葉のものを選ぶのもひとつの手です。

ちなみに「カルコン」は明日葉全体に含まれていますが、とくに根の部分に多く含まれているとされています。

明日葉の青汁を選ぶ際には、根まで使用されているものを選ぶようにすると良いでしょう。

また、明日葉はおひたしなどにしても食べられているほどなので、大麦若葉やケールの青汁に比べて飲みやすいというのも大きな特徴のひとつです。

青汁の種類は他にもたくさん!

さて、「大麦若葉」「ケール」「明日葉」の3つを紹介しましたが、実はこれら以外にも青汁にはたくさんの種類があります。

例えば、

  • よもぎ
  • ゴーヤ
  • 桑の葉
  • いぐさ
  • 青じそ

などなど、これでもすべてではなく、日に日に増えているのが現状です。

また、他にも飲みやすくするために青汁原料にプラスαの原料を入れているものもあります。

例えば、

  • レモン果汁
  • 緑茶
  • 豆乳

などが挙げられます。

選択肢が豊富なのは嬉しいですが、その影響で青汁初心者の方が「何を選んだら良いのか分からない……」と迷ってしまう問題があるのも事実です。

そんな方は、「美味しいからこそ続けられる! 飲みやすさを重視した青汁原料ランキングTOP6」を参考にしていただければと思います。

青汁を美味しく飲むには?

先ほども紹介した通り青汁にはさまざまな種類がありますが、毎日水に溶かして飲んでいると、その味に飽きてしまいがちです。

また、製品によってはクセが強く、どうしても飲みにくい場合もあるでしょう。

そこで続いては、そんな時に試してみたい4つのアレンジ方法をご紹介したいと思います。

1. 牛乳割り

抹茶ミルクなどが好きな人は、牛乳割りがおすすめです。

少量の水で溶いた青汁に牛乳を入れるだけなので、簡単にできます。

お好みではちみつなどを加えるとさらに美味しく飲むことができます。

2. 豆乳割り

「牛乳って苦手なんだよね〜」という人には豆乳割りもおすすめです。

牛乳を豆乳に変えるだけで、牛乳割りよりもあっさりと飲むことができます。

無調整豆乳でも調整豆乳でもお好きな方で割ってみてください。

甘さが足りない場合は、はちみつを加えるのがおすすめです。

3. オレンジジュース割り

さっぱりした味が好きな人には、オレンジジュース割りがおすすめです。

おそらくグリーンスムージーや野菜ジュースの味に慣れている人は、違和感なく飲めるかと思います。

水の代わりにオレンジジュースで青汁を溶くのですが、注意点がひとつだけあります。

それは「かならず果汁100%のオレンジジュースを使う」ということです。

なぜなら100%オレンジジュースの方が美味しく飲めることはもちろんのこと、あくまでもダイエット中なので余分な糖などを摂るのは避けたいからです。

4. ヨーグルトに混ぜる

青汁が「飲みにくい」と感じる原因は、青汁特有の青臭さであることがほとんどです。

その青臭さを消すには、ヨーグルトに混ぜて食べるのもおすすめです。

加糖タイプでも無糖タイプでも、お好みのヨーグルトに青汁を混ぜてみましょう。

ヨーグルトのまろやかな酸味が青汁の青臭さを消してくれるので、抵抗なく食べられるかと思います。

ただ、「ヨーグルト+青汁」だと満腹感は少ないので、ついつい量が多くなったり、お腹がすいて他のものを食べてしまいがちです。

そのことからも「置き換え」のように使うのではなく、「甘いものが食べたくなったときの間食」として活用するのがオススメです。

また、この4つの方法以外にも「ホットケーキミックスに混ぜて焼く」「パウンドケーキやクッキーにする」など、さまざまな方法で青汁を楽しむことができます。

現在は、フルーツ味の青汁や抹茶味の青汁などもあるので、好みに応じて選んでみてください。

まとめ

さて、今回は数ある青汁原料の中からメインとなる「大麦若葉」「ケール」「明日葉」の3つの紹介と、クセがあって何かと飲みにくい青汁を美味しく飲む4つの方法をご紹介しました。

青汁は身体に必要な栄養をたくさん含んでいるため、ダイエット期間中はもちろん、日常の健康サポートにも役立つ商品です。

とくに最近は野菜の価格高騰や食習慣の欧米化により、日本人のほとんどが野菜不足に陥っていると言っても過言ではありません。

野菜不足が続くと免疫力の低下や老化、はたまた糖尿病や脳卒中などの生活習慣病にも繋がります。

もちろんベストは野菜をたくさん食べることですが、仕事などの関係で難しい場合は上手く青汁を活用し、野菜不足を解消しつつ健康的なダイエットを実現しましょう!

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