ナステントって再利用できるの? できないの? 使い回しの可能性を考えてみた

<追記:2017年1月21日>
2017年1月、ナステントを誤飲してしまった人がいるようです。
※製品の構造上、誤飲できないので何かしら理由があると思いますが、詳細は発表されていません。

幸い誤飲された方の安否には問題なく、排便により体外排出もされたとのことですが、同様の事故を起こさないためにもインターネットやドラッグストアでの販売を一時停止し、現在出回っている商品を自主回収することを発表しました。

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今回の騒動の詳細についてはこちらでご確認ください。

自主回収のお知らせ
—-追記終わり—-

こんにちは。
数あるサイトの中から「いびきバイバイ」をご覧いただき誠にありがとうございます。

当サイトではいびきの基礎知識から解消・防止策まで幅広い情報をお届けしています。そんな中で今もっとも多くの方にお読みいただいているのが「ナステント」に関する記事になります。テレビや雑誌でも何かと話題になっているので気になる方が増えてきているみたいですね。

確かにこのナステントはいびき防止グッズとしては画期的な商品だと思います。私も過去にいろんなグッズを試しましたが、ここまでいびきの原因に直接アプローチできるグッズはなかったのでそれも納得です。そう言う私も今ではすっかりナステント愛用者ですからね ^^

ただし……! ナステントの唯一のネックとも言えるのが「価格の高さ」です。とにかく高い……! これがニトリばりに「お、ねだん以上。ナステント」と言えれば良いのですが、1日あたり600円ともなるとさすがにそうは言えません……。

そこで誰しも考えるのが「このナステント、もしかして再利用できるんじゃないの?」ということです。

実際に当サイトの検索キーワードを見てみると「ナステント 効果」と並んで多いのが「ナステント 再利用」です。みなさん考えることはやっぱり同じなんですね ^^;

そこで今回はナステントの再利用についての情報や個人的な見解をまとめてみたので参考にしていただければと思います。

ナステント側は何と言っているの?

まずはナステントの公式サイトを見てみましょう。「よくある質問」に再利用についての記載があります。

Q: ナステント™を洗って再利用しても良いですか?
A: ナステント™はディスポーザブル(使い捨て)の一般医療機器で、再利用は想定しておりません。一度使用したナステント™を再利用することは、細菌感染を始め、さまざまなトラブルの原因となりますので、避けてください。

この回答を見る限り、ポイントは2つかなと思います。

  1. 再利用を想定して作られていないので細菌感染などのリスクがある
  2. ただし、表現が「避けてください」「絶対にしないでください」ではない

これだけ見ると「再利用できるんじゃないの?」って思いますよね。若干チャレンジャー精神を煽るような表現に感じてしまいます ^^;

気になったのでナステントサイドにも問い合わせてみたのですが、「公式サイトで公開している以上のことはお答えできません」とのことでした。これにより一層チャレンジャー精神が煽られた人もいるのではないでしょうか(笑)

また、他にヒントになる部分がないかも見てみました。

Q: ナステント™の保管方法を教えてください。
A: 未開封のナステント™は直射日光があたらないよう、室温で保管してください。
〜中略〜
また、高温の場所で保管したもの、低温(氷点下)で保管したものは、外見上異常が見当たらなかったとしても、事故やトラブルの原因になることがありますので、使用しないでください。

記載されているのは主に熱への注意です。ただ、ナステントはのチューブ部分の素材はシリコン樹脂です。シリコン樹脂の融点(固体が融解し液体になる時の温度)は300℃前後と言われており、耐熱温度も200℃以上なので熱に関する心配はそこまでしなくても良さそうに見受けられます。
※私は理系ではなくバリバリの文系なのでこの辺りは周りの理系脳の方に確認していただいた方が良いかもしれません。

それ以外にも気になる質問がありました。

Q: ナステント™はどこで作っているのですか?
A: 中国の弊社提携工場にて、ISO13485(医療機器の品質保証のための国際標準規格)に基づいた施設で製造しています。

「中国」という字面だけ見て「え? 日本国内じゃないけど大丈夫なの?」と心配になった方もいらっしゃるかもしれません。ただ、ISO13485という国際標準規格を取得しているとありますね。

調べてみるとISO13485とは「医療機器の品質マネジメントシステムに関する国際規格」のようです。日本国内のみで製造販売する場合は取得する必要のない規格で、その代わり海外へ輸出する場合は必要になってくる世界標準の規格なんだそうです。その規格を認証取得しているという工場ということを考えると安全性の高さについては安心できそうです。

実際にナステントのHPはすでに英語版フランス語版が用意されていることから、海外展開を見据えているのがよく分かりますね。

世界的に大ヒットして商品単価が一気に下がってくれたら嬉しいんですが ^^;

実際に再利用している人はいるの?

実際にネットで調べてみると確かに再利用している人はいるようです。「全然問題ないよ」という意見も見られますね。

理由は後述しますが私は再利用をしたことはありませんので、ここから書くことを実際にご自身で試す場合はあくまでも自己責任でお願いいたします。

ちなみに再利用するためには次の3ステップをクリアする必要があるようです。

  1. ナステントを洗浄する
  2. ナステントを消毒する
  3. ナステントにローションを塗る

それではそれぞれのステップでどんな方法か用いられているのか見てみましょう。

1. 洗浄編

まずは洗浄ですが、みなさん以下のような方法で洗浄しているようです。

<ネットで見つけた洗浄方法>

洗浄についてはこんな感じでした。
個人的には歯間ブラシでしっかり汚れを取って、ミルトンの洗剤で洗浄できればかなり清潔感は保てそうな気がしました。

2. 消毒編

個人的に問題を感じているのは消毒のフェーズなのですが、消毒方法としては以下の2パターンが見つかりました。

<ネットで見つけた消毒方法>

煮沸消毒とは80度で10分間消毒をすれば芽胞以外のほとんどの菌やウイルスを不活性化したり、死滅させたりできる消毒方法のことです。物理的にはシリコン樹脂の耐熱温度は200℃以上なので問題はないと思いますが、留め具の金属部分への影響が少し気になるところです。ここの素材については探した限りでは見つけられなかったのでナステントに問い合わせてみるので分かったらお知らせしますね。

<追記:2016年11月9日>
留め具の金属部分についてナステントに問い合わせたところ回答をもらうことができ、「ステンレス」であることが分かりました。
ここからは個人的な見解になりますが、ステンレスの耐熱温度は500℃程度までは大丈夫だと言われているので煮沸消毒による直接的な影響はなさそうです。ただ、ステンレスが錆びる可能性もあるのでその点は注意が必要です。
—-追記終わり—-

また、もう1つのミルトンを活用する方法は良いですね。「殺菌消毒する」という点ではかなり期待できる方法なのではないでしょうか。

3. ローション編

そして最後はローションです。ローションは割と選択肢があるようでした。

<ネットで見つけたローションの選択肢>

こんな情報が見つかりました。中でもK-Y ルブリケーティングゼリーは医療系で使われるゼリーのようなので安全性面ではもっとも安心できそうです。

私が再利用していない理由とは?

さて、再利用のノウハウや体験談を期待していた方を裏切る結果になってしまい申し訳ないのですが、現時点での個人的な見解としては「再利用はしない方が良い」という結論に至りました。

「しない方が良い」なので決して「できない」という訳ではないとも考えています。一定の条件が整えば素材的には再利用はできると思います。ただ、今私が手に入れられる情報を見る限り「やめておこう」という判断をしたことになります。
それではその結論に至った3つの理由をご紹介したいと思います。

理由1. 小心者だから

まずはこれです(笑) 2ちゃんねるで「再利用してるけど全然大丈夫だよ!」と書かれていても、やはり心のどこかでそれを鵜呑みにすることができません。

また、これも嘘か本当かは分かりませんが、ナステントを再利用していたらナステントが接触する部分の粘膜が肥大化してしまったという人もいるようです。ただ、これの原因がナステントそのものが身体に合っていないのか、サイズが合っていないのか、洗浄&除菌で使用している商品が悪いのかなどは分かっていないようですが副作用と見受けられる書き込みもあるのも事実です。

こういう書き込みを読むと小心者の私は「やめておこう……」と思ってしまいます。これが1つめの理由です。

理由2. 消毒後の乾燥が不安だから

個人的に問題だと思っているのは消毒をしてから乾燥する行程です。殺菌消毒はミルトンなどを使えばできると思うのですが、それを乾燥して使用するまでにホコリや細菌がナステントに付着してしまえば危険性がアップすることは避けられません。ナステントは粘膜付近に直接触れますからね。

ここに関しては私の乏しい知識では何とも判断できないので、かつて化粧品メーカーで研究開発に携わっていた妻に相談してみました。すると、やはり彼女が一番引っかかったのがココだそうです。

「それって殺菌灯で保管とかしてないんでしょ? それは絶対ダメだから再利用なんかしないでね!」と瞬殺されてしまいました(笑)

「殺菌灯ってなに?」っていう人も多いと思いますが、スーパー銭湯の脱衣所などでヘアブラシとかが入ってるこんなやつのことです。

病院でも共用スリッパが青い蛍光灯が点いたシューズボックスに入っているのを見たことがある方もいらっしゃると思います。

これをAmazonで見ると4万円くらいするんですが、逆に言うと4万円払ってこの殺菌灯をGETすれば、妻も再利用を許してくれるかもしれません(笑) 4万円ということはナステントが1回600円なので67回以上再利用すればチャラという計算になりますね。うーん、妻を説得する自信がない……(笑)

理由3. ナステント側の立場になって想像してみたから

念のため先に断っておきますが、私はナステントのスタッフではありません。(セブンドリーマーズラボラトリーズ株式会社という会社は他にも面白い事業を展開をしているので会社としての興味はありますが(笑))

なので、ナステントの開発経緯についてはテレビの特集やインタビュー記事で得た知識しか分からないのですが、7年間の開発期間5億円の研究費は相当な時間と金銭的な投資をしていると言えると思います。

その際に彼らがベンチマーク(ライバル視)したものの中に間違いなく「CPAP(シーパップ)」があったはずです。CPAPは鼻に装着したマスクから空気を送りこむことによって、一定の圧力を気道にかけるという睡眠時無呼吸症候群(SAS)患者のもっとも重要な治療法と言われているものです。

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CPAPは健康保険が適用されることもあり、1ヶ月の費用は5,000円程度になります。ただし、本体の重量は1kg程度あり、ホースやマスク、電源まで必要なので旅行や出張の時などは不便です。それにこれだけのマスクを装着するので不快感を感じる人も多いでしょう。隣で寝るパートナーにとっても音が気になったりホースが当たるなどの影響があるかもしれません。

その点ナステントは持ち運んでもまったく苦になりませんし、違和感さえ乗り越えることができればパートナーに迷惑をかけることもありません。恐らくナステント側もそこに勝機を見出したんだと思います。しかし、保険適用外とは言えナステントを毎日使えば18,000円くらい掛かってしまうのでCPAPとは3倍以上の価格差があることになります。

この事実を目の前にした時に彼らは会議で「さすがに高すぎるんじゃないか?」「素材をもっと安いものに抑えられないか?」「製造コストを下げられないか?」など、様々な議論をしたはずです。なぜならCPAPより価格面でも優位か同等になればクチコミの拡散力も高まるので商品認知度もそれに応じて高まるはずだからです。

そう考えて行くと、その議論の中で当然のように「再利用できるようにして価格を下げられないか?」という議題が上がったことも容易に想像ができませんか? それでも彼らは最終的に使い捨てタイプ&この価格でナステントを世に出したことになります。もちろんこれは土屋アンナさんをアンバサダーとして起用したり、プロモーション費用も含めた価格だと思いますが、彼らが使い捨てタイプ&この価格で勝負して来たというのは事実です。

再利用できるようにして価格を下げた方が利用者を増やすのは簡単になる。でもあえてそれをしなかったというのは、

  1. 安全に再利用するには何かしらの懸念があった
  2. 使い捨てで売った方が利益が得られるから

のどちらかかな〜と思うんです(笑)

爆発的に売れる自信があれば当然2を選びますよね。ビジネスですから稼げる市場で最大限稼ぐのは当然のことです。
ただ、7年という月日と5億円という大金を注ぎ込んだとは言え「高すぎる!」という声が出ることが分かりきったこの価格で勝負をするというのは場合によっては元を取れずにチーン……というリスクもあり得るわけです。

そういうことを考えていくと1の可能性が捨てきれないんですよねぇ……。長くなって申し訳ありませんが、その可能性が払拭できない限りは「再利用はしないでおこう」と考えているというのが私の現時点での結論になります。

ナステント1Week(仮)に期待!

「ナステントはちょっと高すぎて続けられない」「でも再利用は怖くてできない」「でもナステントは効果があるから使いたい」

という悩みをお持ちの方には朗報です! 実は健康上のリスクを背負うことなくナステントを使い回しすることができるようになるかもしれないんです。

ご存知の方もおられるかもしれませんが、2016年8月にナステントを開発・販売する「セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ株式」が1週間使いまわせる「ナステント™ 1week(仮)」を開発していることを発表しました。発売時期は2017年初旬を予定しているそうです。

いびきのない快眠で明日のハイパフォーマンスを。鼻腔挿入デバイス【ナステント】

これが完成すれば1日あたり単価は600円から300円まで下がるみたいですね。まだCPAPには勝てないですが、保険適用外ということを考えると“アリ”な価格帯に突入して来たのではないでしょうか?

ちなみに、同社は今回の「ナステント™ 1week(仮)」の開発にあたってはクラウドファウンディングという一般の方から出資金を集うサービスを活用しました。目標額は1,000万円だったのですが、それを23時間という最短記録で達成してしまったことで大きな話題にもなったんですよ。

「ナステント1week(仮)」、クラウドファンディング「Makuake」で 目標額1,000万円を最速23時間で達成の新記録樹立

まだ「ナステント1week(仮)」がどういう仕様なのか分からないので何とも言えない部分もありますが、個人的に不安を感じている消毒後の乾燥行程をナステント側がどんな方法で安全性を保ってくるのか今から興味津々です。

あなたも「ナステント1week(仮)」が発売されるまでは、キャンペーンやクーポンなどを駆使してお得にナステントをGETしてくださいね!

ナステントは保険適用される?最安値で買うオススメの方法まとめ

2016.08.27

まとめ

さて、今回はナステントの再利用の可能性について個人的な見解をまとめてみました。

簡単にまとめるとポイントは次のようになります。

・ナステント側は再利用を推奨していないが「絶対ダメ」とも言ってない
・素材を見る限りでは再利用はできそう
・ネットで見る限りでは再利用をしている人はいる
・ただし、副作用らしき症状が出ている人もいる
・消毒後に乾燥するときにホコリや細菌が付着するのが不安
・ナステント側は何かしらの理由で使い捨てタイプにしたのでは?

私もできることであれば毎日でもナステントを使い回せたら良いなと思っています。やはりナステントを使って寝ると翌日の朝の目覚めや日中の眠気がまったく違いますからね。仕事にも集中して取り組めるので何度も再利用の方法を考えました(笑)

それでも再利用をしていないのは、やはり自分の健康を長い目で見たときに「すべきではない」と判断したからです。妻や子供にも迷惑を掛けてしまうので、そんな無責任なことはできないですからね ^^;

今はできるだけ安くナステントをGETしながら、食生活や飲酒に気をつけるなど「ナステントを使わなくてもいびきをかかない身体を作ること」を心掛けてます。

ナステントは保険適用される?最安値で買うオススメの方法まとめ

2016.08.27

期待された結果と違ったかもしれませんが、素材的に見れば再利用できないことはないと思うので何か良い情報があればぜひこちらからご連絡いただけると嬉しいです ^^

<追記:2017年1月21日>
「一時販売停止中のナステントの再販情報やその他の最新情報を知りたい」という方はこちらからメールアドレスをご登録いただければ、再販が始まり次第すぐにお知らせいたします。

ナステントに関するニュースを受け取る
—-追記終わり—-